SGFT019 SECONDARY SHIRTS
「シャツ地としては限界の肉厚、しっかりと色落ちすること」
「着込んでいっても上質感の残ること」
をコンセプトに生地を開発。
まず、肉厚。
シャツ地として通常使われるオンスは4〜6オンス。
この肉厚感は市場に溢れている。
SGFで作る意味は無い。
それでは10オンス。
これでは「SECONDARY」と名乗るには夏場等、気軽には着れない。
そこで、ギリギリの肉厚。
8オンス。
次に組織。
色落ちを想定すると経糸は太い方が良い。
しかし1/3綾にしてしまうと肉厚になりすぎる。
そこで1/2綾。
シャンブレーやダンガリーも候補にはあったが色落ちを考えるとやはり綾。
具体的な構想ははじめのうちに固まっており順調に作成できるかと思ったが
最終的には3種の生地を試着試験して選ぶ形となった。
生地決定の過程、次回紹介します。