毎シーズンでるデニムのディティールの載ったこの本。
特にヨーロッパのジーンズの特集があったこのシリーズはとにかく読み応えあり。
ヨーロッパのクチュール的な縫製方法が詰め込まれている。
年々、縫製は凝っていき、今ではとんでもなく難しい縫いで表現しているものが多数。
だたどのディティールも凝っていて、はっきりいってお腹いっぱいで、
どうしてもかっこよく感じられない。
「作りたいものを作る」という精神は大事であるが
履き手を考えない、作り手の自己満足がいっぱいのジーンズが多すぎる気がする。
言い換えると、イマイチ突き抜けることができずに小手先に走るジーンズである。
そんなジーンズだけはこれからも作りたくはない。