2008/06

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毎年、この時期商品イメージの撮影に立ち会うことが多い。

今年も例にもれず、いくつか参加しました。


結構使うことが多いこのスタジオだが、その内装が相当気に入っている。


天井の高い正立方体にほぼ近い室内に、限りなくシンプルな中二階。
そこに登る階段も限りなくシンプル。

撮影ポイントの真っ白な空間もより、そのソリッド感を際立たさせている。

撮影機材が乱雑しているけれでも、これ無くなったら相当にシンプルな空間である。


アトリエ移転の為に、いくつかの物件を見つけてはいたが、やはりここの雰囲気に比べるとだいぶ劣る。

こんなスタジオの空間ならば、相当良い物作りが出来そうである。

移転先はもう少し考えてみることにした。

ここ1ヶ月。
毎週のように工場に行っている。

その中で
インディゴの浄化装置の話になった。

ジーンズを加工する際に出るインディゴ排水は浄化して排水しなければならないのだが、その浄化の際に使われるのはインディゴを食べる菌らしいとのこと。
なら、ジーンズを漬け込んだら色落ちをするはず。

早速漬け込んでみる。



これが、浄化水槽。
インディゴ色をした水槽は、見るからに体に悪そうで異様ささえ感じる。

そこから1ヶ月。
(すっかり漬けたのを忘れて放置)




インディゴの付着はあるものの色味自体はあまり変わっていない。
最近の生地は、後処理がされていてなかなか液が浸透しないとのこと。



まだまだ漬けておく必要がありそうだ。


工場に行く際の密かな楽しみになっている。