東京で作業をすることが多い一週間でした。
原宿、渋谷界隈のショップ、セレクトショップをぐるりと回ってきて、どこに行ってもおんなじものしか置いていない服屋に食傷気味に。
その夜、キャロルガーデンズの遠藤氏と話をしている中で
遠藤氏の一言。
「これだけ同じような服が溢れている日本で、これ以上、服を作る意味があるんだろうか?おんなじような服はもう不要なんじゃないのか?」
渋谷、原宿のショップの服によって、服嫌いのような状態になっていた私は
「その通りだ」と返事。
次の日、なんとなく昨夜のことが気になって、高円寺まで足を伸ばすことに。
そして、HIGH-LIGHT。
古着が好きな方にはおなじみの「かっこいいことが何か」解っているショップである。
テンション下がり気味で、高円寺に着いた私だったが、HIGH-LIGHに入って服を観ているとだんだん元気になってきた。
服に力をもらっているかのごとく、「服ってやっぱ面白い!!」
こんなディティールが、「昔はどんな理由で必要だったんだろう?」とか 「このディティールはかっこいい!」とか考えて、店を出る頃にはすっかり元気になっていました。
いわゆる、市場で売れる服はトレンドの要素では見なければならないが、駄目な服を見続けると感性が鈍っていくだなと。
ぜひ、行ったことがない方は行ってみてください。
その他、こんな場所にも行ってきました。
浅草橋問屋街。
レザーベルト作成のため、ベルトのバックルを探しに行ったのだが、掘り出し物は無し。
街の雰囲気は独特で期待はしていたんですが…
ウエスコ恵比寿。
どのくらい適切な指導をしてくれるのか知りたくて行ったのですが閉まってました。
次回はぜひ。
グリーン代官山。
二店舗目を道路を挟んで目の前に出してから、初めて行きました。
シンプルでミニマルなんだけど、細かいディティールにバックボーンが見えてただのシンプルではなく、HIGH-LIGHTとは違った意味で納得させられました。
とにかく、今回の東京巡りはHIGH-LIGHT。
そのパワーをもらったわけではないけれど。近日、レザーラインをスタート。
いい革がなかなか手に入りませんでしたがここにきてやっとルートを確保。
デニムとレザーの2本立てで行くつもりです。
ご期待ください。