2007/11

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神戸ビエンナーレに行ってきました。

日本だけに留まらない学生や若手プロの芸術を紹介するイベントです。

展示方法が面白くて、輸送に使うコンテナを1ブースとして、作品を紹介。

そのコンテナがメリケンパークのいろんなところに点在していて、それを見て回る作業だけでも楽しい。

さすがに学生メインの芸術展なので、レベルの低さは否めないものの、神戸市民が気軽に参加できる貴重な場所。
そして、観ている方もなんだか楽しくなる。

こんな機会がもっと増えてほしいと願ってやまない一日でした。

レザーベルトの構想をスタートしてから、だいぶ時間がたっている。

理由は「納得できる革が見つからなかった為」

色々な方に相談し、色々な場所にも行ったのだが見つけることはできなかった。

そこで、最終兵器。

エクリュのイナガキ氏に相談。

いきなりなので、怒られるかも?と思っていたのだが、快く快諾してくれた。

それも
「じゃー、三連休だし、明日連れて行ってあげる」とのこと。
児島では、すでに確固たる地位があり、お偉いさんにも関わらず、あまりのフットワークの軽さに感激。
もっと早く相談していればよかった。と少し後悔。


コレクション系、インポート系、ジーンズガジュアル系といろんなアパレル畑を渡り歩いてきただけあって、コネクションが半端ではない。
イナガキさんに行くところ行くところで、いろんな人が声をかけてくる。


レザーベルト作成も、ある程度メドが立ち、満足のいくベルトができそうです。
詳しくは、レザーベルト作成時に。


帰り道、イナガキさんに岡山のおもしろスポットを教えていただいた。

いくつか廻ったのだが、その中でも面白かったのがココ。



神社が入り口になっている相当に古い雑居ビル。
その中に、靴屋やらカフェやらが入っている。

完全に外界と遮断され、独特の静けさがあり、ゆったりとした空気が流れる。

「岡山にもまだまだ面白い場所があるんだろうな」と。
もっとアンテナをしっかりと張って生活していけばもっと面白いものに出会えるはず。

そういうアンテナを持ち続け、それが当たり前になっているイナガキ氏を観ると、かっこいいし、そういう柔軟な生き方をしているから、いまなおアパレルの第一線で活躍できるのだなと感じました。








東京で作業をすることが多い一週間でした。

原宿、渋谷界隈のショップ、セレクトショップをぐるりと回ってきて、どこに行ってもおんなじものしか置いていない服屋に食傷気味に。

その夜、キャロルガーデンズの遠藤氏と話をしている中で
遠藤氏の一言。

「これだけ同じような服が溢れている日本で、これ以上、服を作る意味があるんだろうか?おんなじような服はもう不要なんじゃないのか?」


渋谷、原宿のショップの服によって、服嫌いのような状態になっていた私は
「その通りだ」と返事。


次の日、なんとなく昨夜のことが気になって、高円寺まで足を伸ばすことに。

そして、HIGH-LIGHT。

古着が好きな方にはおなじみの「かっこいいことが何か」解っているショップである。


テンション下がり気味で、高円寺に着いた私だったが、HIGH-LIGHに入って服を観ているとだんだん元気になってきた。

服に力をもらっているかのごとく、「服ってやっぱ面白い!!」
こんなディティールが、「昔はどんな理由で必要だったんだろう?」とか 「このディティールはかっこいい!」とか考えて、店を出る頃にはすっかり元気になっていました。

いわゆる、市場で売れる服はトレンドの要素では見なければならないが、駄目な服を見続けると感性が鈍っていくだなと。

ぜひ、行ったことがない方は行ってみてください。



その他、こんな場所にも行ってきました。



浅草橋問屋街。
レザーベルト作成のため、ベルトのバックルを探しに行ったのだが、掘り出し物は無し。
街の雰囲気は独特で期待はしていたんですが…



ウエスコ恵比寿。


どのくらい適切な指導をしてくれるのか知りたくて行ったのですが閉まってました。
次回はぜひ。


グリーン代官山。

二店舗目を道路を挟んで目の前に出してから、初めて行きました。
シンプルでミニマルなんだけど、細かいディティールにバックボーンが見えてただのシンプルではなく、HIGH-LIGHTとは違った意味で納得させられました。


とにかく、今回の東京巡りはHIGH-LIGHT。
そのパワーをもらったわけではないけれど。近日、レザーラインをスタート。
いい革がなかなか手に入りませんでしたがここにきてやっとルートを確保。

デニムとレザーの2本立てで行くつもりです。
ご期待ください。





アパレルの展示会が終わり、一息つき、いろんな場所を観てきました。

東では、定番の新宿、渋谷界隈。
新ファッションビルの話題も多い銀座。

西では、梅田、心斎橋を中心に神戸まで。

来週には、東京へ、古着をメインにまた観てきます。


その一方で、造形を勉強するために、動物園、博物館、美術館に行ったりと久々にゆったりと過ごせました。


そんな中、パレードに参加。

関西の「レインボーパレード」


簡単に言うと、ゲイの方々が、ゲイの人権を主張し、パレード。
梅田堂山から、難波まで、1000人以上が参加する。



業界柄、ゲイだと思われたり、周りにもゲイの方が多くいるので、全く抵抗はないのだが、世の中には、それを差別する人がいて、だからこそ、パレードをして主張する必要があるんだろうなと感じました。


ゲイ事情に詳しいK女史と参加。

第一印象は、とにかく、かっこいい人が多い。
K女史いわく
「男同士の場合、外見で判断される部分が多いので、自然と、身体を鍛え、服にも気を使う。そうしないと、モテナイ」らしい。
たしかに、女の人は地球上に30億人はいるが、男を好きな男の人は、その十分の一にも満たないはず。
そこには、すごい生存競争が存在するのかもしれない。
男臭さに、美意識の加わったそのビジュアルが好きな女の人も多いとのこと。
男の私が観ても、眼を奪われる位のレベルの高さ。


パレード自体は終始、和やかなムード。

ただ、性の対象が、男か女かの違いで、「人が人を好きになる」という行為は一緒。

抵抗が無いと言いながらも、ほんの少しだけ冷やかしに近い感情があった自分に反省。






体を鍛えよう!とジーンズ関係者が集まって始めたこの企画でしたが、

それぞれが違う職場になってしまったため、全く更新されていませんでした。


が、N氏の結婚式があり久々に会いました。

N氏おめでとうございます!

途中で、T氏、F氏と私でN氏を騎馬戦のように担ぐイベントもあり楽しく過ごさせていただきました。


F氏が自宅にベンチプレスを購入したということで今度遊びに行こうと思います。

児島のジーンズアパレルで最近筋トレ好きが増えているとのことで俄然やる気がでた一日でした。

sgf101 サドルライドブーツ。

発送作業に手間取ってご迷惑おかけしています。
今後は生産を余裕をもってしていく予定です。


ここにきて、外国のお客様が増えてきました。

発送時に缶による発送をしているのですが
ジーンズ自体はそのままですが、缶に1アイデア。



日本発送の場合には英語にてポリシーを記載しているのですが、
その英語は私が考えたもの。
もしかしたら、ネイティブが使わないような言い回しをしているかも。

信念を間違って理解されたら非常に不本意。

ということでカタカナによる記載。
なぜカタカナかというとひらがなよりもデザイン的にかっこよかったから。



これを訳して、そしてジーンズを履いてくれる方がいたら…

と期待しています。