2007/10

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来週には品切れになっていたSGF101サドルライドブーツが上がってきます。

長いこと待たせてしまった方も多数おられますが、やっと発送できます。
しばらく、お待ちください。


アトリエに珍しいものが入荷。
売り物ではないんですが…

まずコレ。



工場から、排出されるインディゴ排水のパッキン。

長いことインディゴを浴びて、浸かっている部分はインディゴの層が出来、インディゴカラーに。

完全な不用品ではあるが、インディゴのコントラストの美しさにオブジェとしていただきました。

工場の人も「なんでそんなものを?」と不審がっていましたが。


もう一つ。



アトリエの入口には、玉石が敷き詰められていたのだが、「せっかくならば意味のあるものに」ということで、加工の際のストーン用の軽石に入れ替え。

歩きにくいですが、よりジーンズを身近に感じられるようになったと自己満足。




クチュールラインにて一点モノに先立って、加工の一点モノシリーズスタート。

今まで、ナマからの履きこみを推奨してきましたが、いろいろな方から、加工モノの要望を受け、とにかくこだわった加工ならやってみよう!と思い立ちました。

ただし、ナマからの履きこみの推奨は変わりません。


「絶対観たことない加工」をコンセプトに試行錯誤してきましたが、
やっとスタートします。

観たら笑ってしまうくらいに手の込んだ加工や、市場にない加工を主に、随時、展開していきます。

ただし、
サイズはばらばら。
アトリエのみの販売。

自分だけの一点モノを見つけるような感覚で手に触れてほしい。

販売というよりも、観ていただいて、デニムの奥深さを感じてほしい。と、展示的な意味合いが強いです。

徐々にバリエーションを増やして行きます。

先日アトリエにて。

前の会社の同僚T氏と、ファッションのジーンズ離れについて嘆いていた時、ふらりと訪れてくれた学生さん(名前聞き忘れました)。

「ジーンズ作ってるんですけど、見てもらえますか?」

よくよく話を聞くと
縫製工場カマタのタテノ氏の所に、作ったジーンズを持っていったら、
「そっくりなジーンズがある」と言われ、ここにたどり着いたらしい。


見てみるとルート430ジーンズ!



左が学生さんのもの。右が430。

そっくりである。

それもお互いがお互いのジーンズを知ることなく、このデザインにたどりついている。

430は私はデザインしていないのでわからないのだが、
なにか「児島特有のデザイン」と感じてしまう。

児島を愛するDJ氏。
倉敷に住み、来年は児島のジーンズの会社で働くであろう学生さん。

中国生産が進行し、ここに来て、ジーンズのダウントレンド。
壊滅的な状況にある児島だが、
私を含めて、マニアックに「モノ作り」をしている人はたくさんいる。

まだまだ負けません!




ブログをさぼりすぎて、大量に書きたいことがあるのですが、多すぎると逆に書けなくなる感じです。

クラッシュジャパン。



紹介が1ヵ月遅れましたが、今回はエコ特集。


個人的にはエコを謳う媒体は好きではない。
エコロジーというものを企業とかメディアとかに載せた途端に胡散臭くなる。
実際にそういう利益目的の企業やメディアは数多くある。
本当に環境を大事にしている人は、していることを大っぴらに発表なんかしない。


そんな考えは、変わらないのだが、クラッシュジャパンは別。

赤星さんがしているというだけで信頼できる。
きっと赤星さんのことだから、自然体で環境と向き合っているはず。

今回はDJさんのコラムも。
児島に来るまでの辛いエピソードにちょっとびっくりして気になるけれど、なかなか聞けないです。



先月はアトリエにいろんなひとが来てくれました。
先月も出張が多く、なかなか開店できなかったのですが、電話をかけてくれたり、こちらのスケジュールに合わせてくれたり、で迷惑をかけました。


そんな中、愛媛から訪れてくれた二人。

「夫婦で、ジーンズをオーダーしたい」とのこと。

オーダーはお断りしたのですが、アトリエのジーンズからチョイスしていただきました。
旦那さんが、aging denimで製作中のジーンズを履き、
奥さんが、sgf007を履いて、
せっかくなので記念撮影。




すごくナチュラルな二人で楽しかったです。


旦那さんは大学時代の友人にそっくりだったのだが、
アトリエではランダムに音楽を流しているのですが、ちょうどブランキーがかかった時に、旦那さんが「あっ ブランキー…」とつぶやき、
ブランキー好きまで、友人とそっくりで、懐かしくなり…



そこから、高校生から大学にかけての曲が無性に聴きたくなり
イースタンユースばかり。
私か知る限り、日本で一番かっこいい歌唄い。


今月は、私のくだらない話ではなく、デニムのトピックを増やす予定。
ご期待ください。