2007/09

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続き。

一番気に入った街 サンタモニカ。

海から涼しい風が吹いて、なんともいえない開放感。
LAで住むならここ!




残念ながらビーチでゆっくりはできず。



三段バーガー。





でかいなーと思っていたらさらにビッグなものが‥





そんなこんなで1週間。

日本で展示会をするくらいなら、いきなりアメリカですることを決意し、帰路に着きました。

続き。

3日間LA。

LAは車が無いとけっこう不便なので、基本的には車移動。




写真の奥に見える丘。
ビバリーヒルズ。


メルローズのフレッドシーガル。



全体的な店のレベルでいうとLAより東京の方が断然上だが、メルロースのフレッドシーガルやラブレアのアメリカンラグシーは別格。
効率よりも、店全体での打ち出しを優先する売り方は、日本には無い。
前売ればかり気にする日本に比べて、ファッションとうまく向き合っている印象。


マックスフィールド。



前日、マスターマインドのパーティーが開かれていたので、マスターマインドメインの店内。
芸術レベルの服多数で観ていて楽しい。
ボロボロのジーンズで店内に入ったので、服を触るたびに店員の監視の目が痛かったです。



LAらしいブランド。
エドハーディー。



日本だとボンダッチに続いてトレンドを消費してしまったイメージがあるけれど、LAでは健在。



夜、メルロースにて、名前は出せないのですが、あるプレミアムデニムのデザイナーの方と一緒に会食する機会があった。

LAでは、デザイナーというとプロデューサーの意味合いの方が強いらしい。

実際に、このプレミアムジーンズを作る氏も同様にプロデューサー的意味合いが強い。

モノ作りの知識はないけれど、モノの情報、服の見せ方を知っていて、生地屋からの提案、縫製工場からの提案、加工工場からの提案、パターン会社からの提案、市場のアイテムを見て、うまくミックスさせるのがプロデューサー。

東京でも、この形態の自称デザイナーは多い。

悪く言うと、パクリの組み合わせでものを作り、トレンドに振り回されながら、モノを作る。

やはり、お金が絡んでくると、どんな地域でも売れやすいモノの作り方になってしまうと思うと寂しく感じた。
実際、私も別プロジェクトでは,同じことをしているし‥


このプレミアムジーンズのデザイナーが気づいているかどうかわからないが、虚構の神輿の上に担ぎあげられ、それを担ぐのは、それによって得をする服に興味の無い投資家。
ブームが去り、神輿を担ぐ投資家がいなくなったとき、氏に何が残るのか?
なにも残らない。

実際、そういうデザイナーとモノ作りを知っているデザイナーでは、アイテムをみたら一目瞭然なんだが‥

会食自体は散々飲み食いして楽しかったです!

夜のラスベガス。




金はすぐになくなるがとにかく楽しい所。



ホテルの中。



ホテルの中に空を作ってしまうばかばかしさ。
アメリカ人にしかできない発想かも。





堂々と路面店としてタトゥーショップ。
こっちだと墨を入れていようがいまいが誰も気にしない感じ。
そんなマインドは居心地がいい。


そんなこんなで、ラスベガスに2日間。
まだまだ遊びたかったのですが、ロスに向けて出発。

住みたくは無いけど、息抜きに遊びに行きたい場所。

そんなところでした。


一週間程ラスベガスとロスに行ってきました。

帰ってきたと同時に、山口と東京に行かなければならなくなり、2週間ぶりの休日です。

まずはラスベガスをご報告。
写真メインです。

成田からサンフランシスコ経由でラスベガス入り。



とにかく待たせるサンフランシスコの空港にうんざりしテンション低めでしたが、この町並みでテンションアップ。

街自体がテーマパークのよう。
最近ではマカオのほうが上とは聞きますが、街の雰囲気自体はラスベガスが上。
とにかく「おバカ」な感じ満載で、アメリカらしい町。


空港にもカジノがあり、ワクワクしながらも仕事を優先。

プロジェクト。




ラスベガス最大のアパレルの展示会。
「プロジェクト」に出展できるということは、アメリカでそこそこのブランドと認知された証拠。

新興ブランドは、プールショー(後日紹介)で、力を蓄え、プロジェクトに出展。
プロジェクトの中でも選ばれたブランドは、コーテリ(NYのアパレル展)に出展するといった流れがある。
トレンドではないブランドはマジック(LAの量販主体の展示会)に出展する。


ジーンズブランドメインに視察。

中は撮影禁止の為、写真掲載はできませんが、日本の展示会よりも相当力が入っている印象。
展示会なんだけど、展示会場に店をそのまま作っているイメージ。

セブン、アンティック、リプレイ、アーネスト、ペイジ、シチズン、チープ、トゥルー、ヤヌーク、リパブリック、J、ジョーズ、Z等の日本でも露出の多いジーンズブランド。

ディトス、フリーダム、バーチャー等の日本でもそこそこ露出のあるブランド。

そのほか名の知らないブランドも。

日本のバイヤーはここをみてすぐバイイングするから、日本で見たことのあるブランドがほとんどで、日本のバイヤーの凄さを実感。

日本のブランドもちらほら。
ショップでも、日本のブランドをいくつか見かける。
エビス、エドウィン、クンナ等。
アメリカ企画の日本生産も。
ガーメンツ、カタナ等。

どこの生地を使っているのか?と聞いても「カイハラ、日清紡、クラボウ」の声が多く、日本生産のジーンズが人気でした。



帰り道。

遠くに砂漠が。

ラスベガスが砂漠の真ん中にあると実感。