続き。
3日間LA。
LAは車が無いとけっこう不便なので、基本的には車移動。
写真の奥に見える丘。
ビバリーヒルズ。
メルローズのフレッドシーガル。
全体的な店のレベルでいうとLAより東京の方が断然上だが、メルロースのフレッドシーガルやラブレアのアメリカンラグシーは別格。
効率よりも、店全体での打ち出しを優先する売り方は、日本には無い。
前売ればかり気にする日本に比べて、ファッションとうまく向き合っている印象。
マックスフィールド。
前日、マスターマインドのパーティーが開かれていたので、マスターマインドメインの店内。
芸術レベルの服多数で観ていて楽しい。
ボロボロのジーンズで店内に入ったので、服を触るたびに店員の監視の目が痛かったです。
LAらしいブランド。
エドハーディー。
日本だとボンダッチに続いてトレンドを消費してしまったイメージがあるけれど、LAでは健在。
夜、メルロースにて、名前は出せないのですが、あるプレミアムデニムのデザイナーの方と一緒に会食する機会があった。
LAでは、デザイナーというとプロデューサーの意味合いの方が強いらしい。
実際に、このプレミアムジーンズを作る氏も同様にプロデューサー的意味合いが強い。
モノ作りの知識はないけれど、モノの情報、服の見せ方を知っていて、生地屋からの提案、縫製工場からの提案、加工工場からの提案、パターン会社からの提案、市場のアイテムを見て、うまくミックスさせるのがプロデューサー。
東京でも、この形態の自称デザイナーは多い。
悪く言うと、パクリの組み合わせでものを作り、トレンドに振り回されながら、モノを作る。
やはり、お金が絡んでくると、どんな地域でも売れやすいモノの作り方になってしまうと思うと寂しく感じた。
実際、私も別プロジェクトでは,同じことをしているし‥
このプレミアムジーンズのデザイナーが気づいているかどうかわからないが、虚構の神輿の上に担ぎあげられ、それを担ぐのは、それによって得をする服に興味の無い投資家。
ブームが去り、神輿を担ぐ投資家がいなくなったとき、氏に何が残るのか?
なにも残らない。
実際、そういうデザイナーとモノ作りを知っているデザイナーでは、アイテムをみたら一目瞭然なんだが‥
会食自体は散々飲み食いして楽しかったです!