8月27日から9月2日まで海外出張の為、連絡がつきません。
ご了承ください。
SGF101サドルライドブーツも順々に発送していますが、この期間の発送が止まるため、少し遅れますがご理解ください。
海外といえば、いつも中国ですが、今回は運良くラスベガス、ロス。
仕事はさっさと終わらせてベニスビーチでのんびりできたら・・・
先週は別プロジェクトにて工場に。
レアなうどん屋を見つけました。
場所は山口県光市。
ぱっと見は立派な民家。
小さく「うどん」の文字が。
「ほんとに食べ物屋なのか?」と不安になって、奥に進むとどうもうどん屋らしい。
中はこんな感じ。
雰囲気は
大阪で美味しいオムライス屋「北極星」難波店よりも、趣があって、最高の居心地。
池にはコイが泳ぎ、木漏れ日がちょうどよく室内に入ってくる。
のんびり昼寝がしたくなってくる。
肝心のうどんは撮影NGだったが
自家製手打ち麺は、讃岐うどんとは一線を画していて、しっかりとした歯ごたえ。
どちらかといえば、そばをそのままうどんにしたような素朴な感触。
倉敷でいうと、児島の「いしはる」うどんは有名だが、私の中では、それレベルの味でした。
きっと山口では隠れた名店として名が通っているはず。
工場から帰ってくると、一通のメールが。
「穿いているジーンズを見て、友達が欲しいといっているからもう一本買いたい」との主旨のメールが。
うれしいです!
実際に現物を見て、それを欲しいと言ってくれる。
それも、人から人への繫がりによって。
実際にアトリエでは、穿いているのをみて買いに来てくれる人はいるのだがネットでの販売となるとなかなかそれを見ることはできない。
ジーンズ業界に限らず、ファッションは、人が人を見て純粋に「かっこいいな」と思うことから生まれるもの。
ストリートからカオス的に生まれるから面白い。
アパレルは「次のトレンドがどうなるのか?」ばっかりにとらわれていて、商品をないがしろにしすぎている。
上から見下げて、雑誌で煽り、業界全体でトレンドを作りだそうとする仕組みに、買う側も飽き飽きしている。
ジーンズ業界でも同じ。
ジーンズがダウントレンドと言われて半年がたつが、トレンドに頼りすぎているから、ジーンズメーカーは皆こう言う。
「次のトレンドが見えない。だから、仕掛けようがない」
挙句の果てがジーンズ業界内での潰し合い。
○ーバイスもジーンズが売れないから、ウエ○ハウスを潰す。
協力すればもっと良いジーンズが生まれるはずなのに。
アトリエでスプートニク香川さんが言っていた言葉。
「もともとファッションにトレンドなんか無かったはず。トレンドに頼ってるからジーンズが売れなくなったとき、困ってしまう。作りたいものを作ったらいい。それが本来のファッションなんじゃないか。」
同感である。