2007/01

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SGF101 サドルライドブーツ。

10年ジーンズ。

ボタンの進化。




鉄製ブルズアイボタン。

それまで使っていたものは
赤ラッカー仕上げの打ち抜き真鍮製ドーナツボタン。
赤ラッカー加工をして確かにオリジナルであるがイマイチ納得できていない状態が続いたある日のこと。


鉄製ボタンの仕様許可が付属業者S氏より出た。


それまで、「法律上の問題で年々使用が難しくなっている。鉄製ボタンを作るのはリスクがある。」の一点張りで、なかなか許可が下りなかった。

「鉄の経年劣化の美しさ。だからこそどうしても使いたい!」と言い続けて年3くらいはたつだろうか?

こちらの誠意が通じたのか、S氏が根負けしたのかはわからないが、S氏の協力を経て実現した。

鉄製ボタンを使っているブランドを見渡しても、ジーンズを真摯に作り続けているメーカー数社のみ。
ウエアハウス、フラットヘッド、シュガーケーン、サムライ...



それではご紹介。

フライボタン。


10年ジーンズレザーエディションで好評だったブルズアイフライボタンがt鉄製になり鉄の存在感に負けないように大きさをアップ。
よりヴィンテージ感のあるものに、デザインを微調整。


トップボタン。



まだデザインはつめれてはいないが、鉄製ブルズアイに連動したものになる。



ただ、「鉄製」というわけではない。

これから、
「10年ジーンズで好評だったラッカー仕上げをどうするのか?」等
最終のつめに入っていく。

「たかがボタン。されどボタン」である。
今まで、いろいろなボタンをみて、デザインもしてきたが、これだけワクワクするボタン製作も初めてだ。



ちなみに、下記の写真は別ボタンではあるが、三年後の鉄製ボタン。


このサビ具合は、鉄でなければでない。


SGF101にまさにふさわしいボタンが出来上がりそうである。
今後の展開にご期待ください。

sgf101 saddle ride boots.

限定生産を続けてきた10年ジーンズ。
ここで、最終モデルの制作に入ります。

多くの問い合わせを頂き、限定生産の為、あきらめていただいたかたも数多くいらっしゃいました。

限定ではなく、SGFの定番として少しずつマイナーチェンジを加えていきます。

今回、限定生産をやめる理由としては、限定生産がために数量がすぐになくなってしまい、購入者様が考える時間があまりにも少なく、実際に満足して購入していただいたかどうか心配になってきたという点があります。

今後は、アトリエでのしっかりとした試着を行った上での受け渡しを基本とし、遠方の方でどうしてもアトリエには来ることが出来ないかたには十分なカウンセリングを行った上で受け渡しをしていく形になります。

SGF101の名の通り、SGFの定番として今後100年色あせないジーンズとして残していく為にも、10年ジーンズを再度検討しなおしました。


今後、ホームページ、ブログ等でその詳細を随時発表していきます。

ご期待ください。